青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



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プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


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ファブリアーノにて、友人に会う。
イタリアでの本来の目的は、IAPMA(やっぷま)国際会議でのスピーチ。

IAPMA とは、The International Association of Hand Papermakers
and Paper Artists のことですが、手漉き業者とペーパーアーチストの
国際協会、と訳せるのかな。メンバーは西洋諸国を中心に700名くらいいるとか。
今回の参加者は150名とか。

イタリアの紙産地で有名なファブリアーノが今年の開催地、ということで
参加者が特に多かったらしく、会場も急きょ教会に変更されたそうです。

church.jpg

ここで30分スピーチをすることになっていましたが、訳も分からず、
IAPMA がどんな団体なのかよくわからないまま参加することに
なっていたのでした。オランダの友人に勧められたのがきっかけで。

church 1

果たしてここで披露する、紙漉き唄とは如何に。。。

日本でさえも、越前和紙の里でさえも、自分でさえも聞いたことの
ない、私の歌う紙漉き唄とは、、、? 参加することだけに意義を
感じていた私は、ちょっと現地に辿り着いてようやく焦りだしたのでした。

~つづく~
ま、大したお話ではありませんが!へっへ

trip | 2014/08/01 08:00 | コメント(0)


ご無沙汰してました!Back in Japan... !
昨夜11時に戻りまして、今は卯立の工芸館!

ローマの空、

sky in Rome

ニューヨークの空、

sky in NYC
(奥の方にマンハッタン!)

そして、日本の空!!!
きゃー、私の日本の田園風景!!!

sky in Japan

今回は乗り物に酔いまくり、特にひどかったのはイタリアの
イスキア島に行くフェリーの中。。 盗難に注意して!と言われつつも、
荷物放っぽりだしてトイレに駆け込みました。。 近くの見知らぬお姉さん
も、真青顔の私を見て、目で合図してくれた。行っておいで、と。(多分ね)

そして、今日、心配しておりましたフサエさんのお元気そうなお顔を
拝見し、安心しました。あぁ、良かった。洪水もなく、特に大変な
事件も無かったそうで。アメリカは肌寒いくらい涼しくて、この蒸し暑い
日本が好き! 蝉の鳴き声も、あぁ嬉しい。すべてが新しく見える!

fusae July 31

と興奮して帰ってきております。

おいおいご報告できれば、と思います。

また8月から宜しくお願い致します!







イタリアでの宣伝用に。。。
もう夕方ですね! 明日早朝、一か月出かけるというのに。
ま、夏だから服が少なくてすみますが、アメリカでの夏はクーラーが
ガンガンに効いていた覚えがありますので、薄手のセーターか何かを
念のため。。。そんな細かいもしものときの備品が、ポつポつ浮かびます。

work 12 1

全く行ったことのない都市は、やはり緊張するわ。観光好きじゃないし。
私の弟は、ヨーロッパはまだどこも歩けるからいいじゃん、と言いましたが。。

work 11 1

work 6 1

work 5 1

work 7 1

work 10 1

荷物の3分の2、もしかしたら4分の3を占める紙と絵描きセット。
しっかり描くよう、今回はカメラも持って行くのをやめよう。
携帯のカメラだけにしよう。

去年、マンハッタンに5日間いたのち、郊外の友人宅に戻ったときのこと。
開口一番、「洋服がくさいよ」とアメリカ人の友に言われたのでした。

絵描きには許されるかしら。
って、おしゃれな絵描きさんに怒られるかもしれない言い訳です。


作品 | 2014/06/29 16:08 | コメント(0)


描き直せと言われた一枚。
今月26日の夜に描いた絵かな。。。

painting 28

焦点がぼやけてる、とメントール画家。

けっこう厳しい人だ。最近。

おっと、日本語のブログをどうやってか見ているようなので、
気をつけなきゃ。へっへっへ。


本日の一枚 | 2014/06/29 15:45 | コメント(0)


まぼろし の 紙布 ( し ふ ) 
5,6、年前の一時期にしか作られなかったというこの代物。

その当時、越前の工芸品を販売するグループがいらっしゃった。
「新・越前屋」。私はまだまだペーペーの時代でしたので、
どんな活動をされているのかはまだまだよく存じ上げずにおりました。

shifu.jpg
( サイズは、147 cm x 45 cm  )

その主要メンバーでいらっしゃった、現在は卯立の工芸館にいらっしゃる
ミスター河野が一言。「紙布なら、そのときのストックとして家に置いたまま」と。

外国の方から Shifu についての問い合わせがあったことで相談させて
頂いたときのことでした。、、、、なんとびっくり。

shifu 4

もしかしたら英語のホームページで紹介すれば売れるかも!!!

ということで、私がお預かりすることに。。。

ヨコ糸は、越前の手漉き和紙で楮の紙を糸にしたもの。
タテ糸は、絹か綿か、だそうです。もう分からなくなっているそうで、。

鯖江の女性の手織をされる方が、地場のものにこだわって作られた
そうなのです。何でもそうですが、私は自己紹介よりも「他己紹介」が
大事だと考えており、自分でいくら良いと言っても分かってもらえないのが
常だし、良いと思ってしている人は、人には宣伝せず、ただ黙々と
作っている人だと思う。 ほんと、モノづくりとはそんなものだと思う。

たまたまその熱意を買ってくれる人が現れたとしても、ごくマレなこと。

shifu 2
( 106 cm x 25 cm )

足を添えて写真だなんて、怒られるかも知れないけれど。
私はデリカシーに欠けるので、美しいセールスマンにはなれないけれど、
きっとこの世の中にはこういうのが好きな方はいるはずだと思う。

クリーニングか手洗い、どちらも可能だそうです。

もったいないし、この職人さんの大事な一本一本が眠ったままだなんて、
どうも辛くなります。同じ作り手として。売りたい、という想いよりも、
せっかく生まれてきたものが、誰かの手に渡らないまま、というのが辛い。

shifu 1

一枚一枚、楮の紙を染めたのだそうです。すべて手によるもの。
値段は、それぞれ大きさによって異なりますが、22,000 円~。

shifu 6

生成りのランチョンマットもありました。

shifu 5

手持ちの数はそんなに多くないけれど、私一人には多すぎるし。

どなたかご興味ありましたら、卯立の工芸館までご連絡ください。
お電話は、0778 - 43 - 7800 。
6月30日以降は不在になりますので、8月にでもまた!

、、、作ったものって、引き取ってくれる人との運命もありますね。
ま、焦ってもどうしようもなし。とりあえず海外の人にお知らせしよう
と思います。Shi Fu が英語になってるなんて、知らなかったしね。



お知らせ | 2014/06/26 11:51 | コメント(0)


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