青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



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プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


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山へ・・・! ( 一日目 )
もう出遅れたかも。。。との不安もありながら、
ある朝早目に起きて、山に行く。片手にはビニール袋。

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あー、時間切れ!

また後ほど。




斉白石 の エビ
武生の「かこさとし ふるさと絵本館」に、、とご依頼を受けました。
といっても、長らくお待たせしてましい、。気長に待って頂けるなんて、私は贅沢な身分。
そのご厚意に応えたい、と、

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とにかく描きまくり、すべては筆に慣れるため。斉白石(さい/せい・はくせき)については、
実は大学で卒業論文のお題にし、中国留学で学んだことを取り入れつつ、
しかし、ゼミの先生は政治経済専門の西村先生。よくぞ、快くこの題材を
受け入れてくだすったもんだのぅ、と過去を振り返りながら。

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どうせなら、越前和紙で、、、と思ったものの、やはり中国の紙は良い、、、。
今のところ、中国の紙がやっぱり良い。しかし、越前の和紙も墨でお試し。

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これは、人間国宝、岩野市兵衛氏の紙。
やはり版画向けの紙なのか、墨は一色になってしまいます。

painting 1 2 3 4

一本の団扇の両面にエビがいますが、↑の写真では右のエビが
中国の紙に描いたもの、。お分かりになりますか? 筆の跡がしっかり残り、
墨の滲みが全く違います。紙から跳ね返るチカラを筆に感じつつ、しかも
柔らかい。ぐぐっと食い込む感じ。これは、岩野市兵衛さんの版画用紙で
版画の刷りに感じる感覚とよく似ており。。。。

やっぱ、描いて描いて描かなきゃ。

しかし、同じものを描きすぎると創造力に欠く印象は否めず。

やっぱりコピーではなく、新しいものを作るのが芸術なんだな、、、、
とこの数日の仕事中に実感しました。やはり手を動かす動かす!

有難いです。


本日の一枚 | 2015/04/29 16:46 | コメント(0)


墨流しの封筒
190センチぐらいのマーティンと、、、

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このお二人は毎日一緒に一週間、熱心に墨流し!

painting 2 34

マーティン(デンマーク)には色々と教えてもらいました。
「悲観するのも楽観するのも自分が決めること」とか、
「怒っている時間は人生のムダだよねー」とか、
たわいのない話から学ぶことがいっぱい。

painting 2 3 4 5 6

ふと気付けば、、、

painting 2 3 4 5 4

こんな素敵な墨流しの封筒が出来ていた・・・・

福田先生、88歳!

まだまだ頑張っていただきたいです。




デンマークから、マーティンさん。
彼は初めての日本というに、「時差ボケを治すために」
始めの二日間を京都で過ごし、残る一週間ほどはすべて
越前和紙の里で滞在を楽しまれた。。。

painting 1 1 23

ギリギリまで墨流しを学び、
JR武生から関空の近くのホテルに向かったマーティン。

painting 1 1 2 3
(自分で訪日前にやってみた、と言う墨流しに福田先生は興味津々。)

彼は最初から色んな人たちにお土産を用意されていました。
ギブあんどテイクの、「ギブ(与える)」ばかりする彼から
私は色々と考えさせられました。

というのも、彼が恐らく私の最後のお客さんになるだろな、
と私は今回思っておりまして、もう見ず知らずの外国の人を案内して
お世話をするのは面倒だな、他の人の作品ばかり見せて歩いて
「越前和紙は良いですよ、良いですよ」と言うのは何だか間違って
いるんじゃないか(誤解のないように、間違いなく紙は素晴らしい!)、、

と、性格がすごく悪い私自身と私は向き合いながら、
彼の人の好さがすごく胸に響いてきておりまして。。。

私の英語はますます上達するものの、絵は一向に変化なく。
収入になるのもこの語学力、。。しかし、絵ではまだまだ生活できず。

マーティンと巷をウロウロしてまして、ペラペラしゃべっておりますと、
まず周囲からの私の印象は「英語を話す人」、。
当たり前のことながら、「絵を描く人」ではなく。

発表せなあかんのだ。

マーティンは自国でマーブリングを始めて40年。

うーん。。。

これからは地元のミドリ写真館の畑さんが、メールのやり取り
や海外観光客への対応を手伝ってくださることになっております。
畑さんのノリの良さや、海外での旅を多く経験されていることが
すごく訪問者の助けになることは確実!

、、、でも、こうして英語だけを使っていても学ぶことは
たくさんあるなー、、、贅沢に、もう外国の人とのやり取りが
面倒になりつつありましたが、ま、その都度その都度で。

人との出会いはホント、突然ですね。





朝起きて。
朝起きて、窓を開け、すぐに目に入ったのは、大瀧神社の木々。
日光を背に、なんとも言えないシルエットが・・・!

と、迷ったけど(なんでか迷う)、やはり外に紙を直に置き、
ダイレクトに墨でスケッチをした。うーん、島田師匠に近づいてる感じ
(島田師匠は、メキシコで墨と筆を携え野外スケッチをされたのです。
これは私の理想の描き方。直接描かないと、やっぱり・・・)。

10分ほど過ぎ、お腹が空いて、朝ごはんを食べ、お茶を飲み、
ボーっとして、

painting 1-1

2時間ほど取り組みました。

新芽が出ている銀杏の木。

生命の息吹と、日光を浴びるシルエットを描きたかったけれど、
もうこれでやめた。一旦筆をおくときは、また戻るかも知れない、と
思うけれど、もう二度と同じ絵には戻らない。

だって、もう見たくないから!

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本日の一枚 | 2015/04/10 17:21 | コメント(0)


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