青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



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プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


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追い込み中!!
大変大変。来週が受験です。

でも絵は描いてます。

painting 112

わーこわーーー。

もうちょっと顎の部分を削れば良かったかな。

こちらは、

painting 115

ガラパゴス携帯?で電話をする母。
パソコンを使えない、のではなく、「使わない」と言えばいいのだ、
と友人にアドバイスされ、気持ちがラクになったのだそうです。
生理的にパソコンとかインターネットが苦手とか。私も、、、。。。

でも、なるべく週に何回かはこちらでここを更新したいけれど、

なかなかこのパソコンの前に座れません。

しかし、

painting 113

大根は干す、、、、という。

painting 114

どこへでもアイフォンを持ち歩いている人をよく見かけます。最近。
なんだろ。その方々が画面を長い時間眺めている姿を見ては、
私は心が傷つくのは、、、。なんででしょうね。個人の勝手なのに。

大根を干しているご近所の喜代子さんの姿には心癒されるという、
この違い。きっと心理的に何かが作用しているのでしょう。

電磁波の危険性とか、もう言わなくなりましたね、。
私が小学校の頃は、電磁波のことで地域が反対運動してました。
カラダの影響はもうないんだろか。私は影響をすごく受けるのでして。。


受験生、頑張ってます。






本日の一枚 | 2015/02/25 17:37 | コメント(0)


マエストロ 島田
今年の一月下旬のこと。

島田先生を訪問しました。東京に来ていた私は、ふと思いつきで
電話をし、これまで文通のみしていた島田正治先生を突撃訪問させて
頂くことに、、。初めてお会いすることになり、嬉しかった・・・。

「訪問魔にならなきゃいけないよ」 と先生は、変人アオキを
温かく迎え入れてくださり、貴重なお話を伺いました。
(先生にとってはこの変人ぶりは足らない、と!)

   painting 1 2 3
  ( 先生にモデルになって頂きました。スケッチを一枚。)

数年前、若狭の一滴文庫で個展をされていた先生。

   painting 1 2 2
(帰宅後、スケッチをもとにちょっと和紙に描いてみた。)

私はあまり日本の水墨画が好きではないのですが、
先生の水墨画との出会いは、私にとって衝撃であり、喜びであり、。
こういうスタイルがあって良かった、、、、。と。

先生はもう83歳でいらっしゃるのに、まだまだ!と。私の今くらいの
年齢でメキシコに移住され、70歳すぎで日本に戻ってこられました。

「青木くん(?っだったけな)は何かになるかも知れない。」
と一度だけ言ってくださり、それ以来「描きなさい」「描きなさい」
「何かを常に描き続けなさい」と芸術への道を話してくださいます。

painting 1 2 4
( 先生に送って見ましたらば、「とにかく描きなさい」とのお返事!)

芸術の道は厳しいが、死ぬまで成長する。。。と先生はおっしゃる。

私は先生の半分しか生きておらず、その言葉の重みは励みであり、
私がまだまだアマチャンであることを思えば、人に見てもらい
「ははっ。まだまだだわ。」と思ってもらっても傷つく必要はないのである。

やっぱ、なかみをさらけ出すのは勇気が要りますよねー

こうして絵を載せられるようになったのも、自分は自分だ、と
平気になりつつあること。これは大きい。

先生は、またおっしゃる。
「誰かの真似ではだめだ。自分の芸術を表現するには、オリジナル
でなければならず、オリジナルになるには、自分で習うのだ。」
、、、え?先生、違ってますか。私なりの解釈で自分を戒めてます。




本日の一枚 | 2015/02/19 17:04 | コメント(2)


e
毎日一枚は描くように!と、遠隔地操作を試みる
アメリカ人のメントール画家はしぶといです。

英語を教え、落ち着くのは夜の9時半ごろ。
その日、紙漉きのアルバイトもしていたりするともう体力的に
アラフォー女子はもう限界が来ていたりする。
(と、ここから年齢差は個人差であることを肝に銘じとかなアカン)

今日一日くらい、どーってことないし。というのが間違い。

眠たくてフラフラでも、ま、とりあえず一枚・・・

painting 1 3

と、取り組んだのが昨夜のこれ。
昨日スキーに行ったらしい甥っ子と彼のお父さん。
その日に届いた可愛い写真をもとに。

私はダラダラとした姿勢で彫刻刀を使い始め、色を塗るのも
面倒で、適当に絵具の皿に残っている色で、これまたダラダラ、と。

机もないから、床に板を置き、正座して伏せて彫り、そして刷り。

20分ほどの作業で仕上がって、そのころようやく目が覚めるという。

眺めてみるころには、「これ誰が作ったの」、みたいなアホな感覚。

独身だし、子供もいないし、せめてこれだけは続けて行こうか、
と思っては、その感覚を温めることもないまま寝床に入る。。

10年が長いような短いような。

しかし、

「芸術こそが世の中をよくするのだ」と固く信じるメントール画家。
私もなんとなくそんな気がしてきています。





本日の一枚 | 2015/02/16 17:13 | コメント(1)


直接、彫りますと・・
「版画家ほど、紙に対する想いが強い」、と聞いたことがあります。

なんとなく私も少しはその気持ちが分かるようになってきました。
私は自分を「版画家」とは思っておりませんけれど・・・。

とにかく紙に触るし。 紙のめり込み加減が伝わってくる。
和紙の柔らかさ、そして強さ。。。一見矛盾した二つの性質を
伴うこの和紙の醍醐味が、刷る作業で伝わってくるんだと思う。

painting 1 4

私は版画を学ぶことを諦めてしまいました。刷るまでの工程で、
描きたい衝動が消えて行ってしまうことに気付き、もういいやっ、と
直接彫ることになりました。日本の木版画特有の緻密な技巧は全くナシ。

色々といじくるので、一枚とて同じものもなく。

painting 1 5

やっぱり、いじりすぎると良くないなー、と独断と偏見で判断したり。

手紙を書くときにそばに版木が転がっていれば、それを使って

painting 1 2

手紙を出したり。この版木で刷ったのは、これら3枚のみ。
すべて山口しょうじろうどんの和紙。

和紙がめり込む、めり込む・・・

手にジワジワと伝わってきます。



本日の一枚 | 2015/02/16 16:50 | コメント(1)


e
「今日、誕生日なんだよねー!」と言う必要ないか、と思いながら
その日の夜に勉強に来ていた生徒さんに言いました。

生徒さん達には本当に感謝してます。

painting 4 4
( 姿勢を伸ばして! という場合もあるけれど、この姿を見つめてる私。)

「不安なんです」

と私に訴えてくれる子は、今まで沢山いました。彼ら、彼女たちは、
誰にも言えず、涙することも。、、、私もそうだったから、よく分かります。

その一言に私が返す言葉は20分以上! いろんな話をします。

大学に進学した一年目は、毎日のように下宿先に帰って来ては
泣いていた。、、、あー、はずかしい。でも、どうしようもなく不安で、
寂しくて、どうすれば分からなくて。。。ということがあった私ですので、
私にやるせなさを訴えてくる人には、「泣いてたってどうしようもない」とか、
「泣くな」とか、「強くなれ」とは言えないです。気持ちが分かるから。

私がどうしていたか、どうしたか、どうやってここまで来たか、、、

この話の一部を話すだけで、どうやらもう相手の涙は消えています。

鬼かと思ったアオキどんだって、誰だってそうなんだ、と思えば、
まだラクちん。 孤独こそが成長のとき! このことも伝えたりして。

もうすぐ受験日。

彼らが世の中の希望であること。
これは忘れずに伝えています。




本日の一枚 | 2015/02/16 15:55 | コメント(3)


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