青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



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プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


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窓からの眺め。
数日前のこと。パッと風が止み、静けさが訪れ窓を見ました。

painting 13 7

ここは、どこかのゲレンデ? と錯覚に陥りそう(おちいらんかな)。

painting 13 9

そして、今朝。

この現象は、風雪注意報が出るときによくなります。
いつでも見られるわけではなく、

こんなとき、

painting 13 5

家の中に雪が入ってきます。。。
うっすら窓際に積もっていたりして、ね。





燃えてくる、雪かき!
紙漉きをしながらも、雪かきがしたくなる私。
今日の紙漉きアルバイトでも、ノルマが終わり少々時間が余りました
ので早速ボスに、「雪かき、させてもらいますけど。いくらでも・・・」 と。
遠慮がちに! 燃えてくるんですよねー。結構います、雪かき好きな人!

今年は強力な助っ人がいるのよー。

painting 13 5

今年の雪が融け、春が来てから父がくれた「ママさんダンプ」!
そう、ありえない季節に「おい、要らないか?」と言われ、「要らない」と私。
だって、基本はモノを増やさない生活、質素な生活、自分で出来ること
であれば、なるべく無駄なものは使わない主義!、、、という私の
要らない理由を聞くこともなく、そのモノは玄関に置き去られていた・・。

これだから「団塊の世代」は困るね、、、とジュニアはその時ぼやきました。

しかし、いやー、この季節になるとサッパサッパと大量の雪が一気に
のけられるし、しかも軽い!ママさんでもダンプのように、、、というごとく、。
しかし、私は「ママさん」ではないので、ちまたで買い物に行ったときに、

painting 13 4
(地道に雪をかくことの大切さを近年痛感してます)

「お子さんにそろそろ携帯はいかがですか?」とか、
「炊飯器でしたらお子さんがいらっしゃると5合炊きでは小さいですね」とか、

言われたことを思い出したりして、そのときちょっとした悪ふざけで

「いやまだ早いですから」とか、
「そうですねぇ、10合の方がいいのかな、」とか、

返事をした(ごめんなさい)ことを思い出しながら「ママさん」を
使っているのでした。いやー、便利だわ、はかどる、はかどる!

とウキウキしてましたらば、

painting 13 6

あちゃー、あれには勝てんわのー、、、。

でも助かりますね。北海道は大変なようですが、私はテレビが
ないので想像力が追いつきません。でも、この冬があるからこそ
私は生きている感覚がよみがえり、ハイテンションになります。
あぁ、生きてるって素晴らしい! とたかが雪かき、されど雪かき。

たまに雲間からのぞく太陽の光に、たまらなく癒されながら。
涙が出てきたりして。ホント。ドラマチックな空に、小さな私。





いつも心にある風景が。。。
ある日、スウェーデン人のリサにこぼしたこの一言。
「いつも描け描け、とメントール画家に言われるん
だよね。今日は何を描こうかなーーー。」 と。

すると彼女は真剣な顔をして、

「自分がやりたいことをしなきゃ、リナ!。」

と。確かそう言われたっけ。何かに抑圧され、抵抗できずにいい
なりになっているドラマの一ヒロインにでもなった気分でした。

「さぁ、飛び立つのよ!」 みたいな!

大丈夫大丈夫、そこまで深刻なものじゃないから、はははーーー!
と笑い飛ばしたものの、自分の気持ちを考えてみた。こうして嫌々な
がらも抵抗する必要を感じず、何か描かなあかんなーと思えるのも、
描くたびに何かを発見し、何かがこの先にあるからかな、と思うから。

painting 13 3

昨日の一枚。5分ほどで仕上げたもの。メントール画家は、
早く仕上がる作品ほど自然でいいんだ、と言うのですが、
私にはそこのところはよく分からない。

けれど、これを見て、あぁ、私のなかにいつもある風景だなぁ、、と思った。
これは小さな作品。越前の和紙を使っています。今まではどの職人さんの
和紙を使わせて頂いているか管理出来ていましたが、無造作に描くと
なると、その辺りの紙をパッと手に入れ描きだすため、どの方の、どんな
紙か分からないまま。そうして出てきた風景は、私が中国で見た景色でも
あり、北アルプスのキャンプ場から夜中に眺めた景色でもあり、

そんな景色を探し求めてきている自分が、住処として決めたのが
大滝町であり。うーん。。。。としばらく眺め、薪ストーブの火が消えた
部屋を後にし台所へと避難した私でした。

え? 語りすぎ? かもねー。今日はなんと、卯立の工芸館に早めに
来た日だからかもねー。外は吹雪いてるしねー。 おお、さぶさぶっ。


本日の一枚 | 2014/12/17 15:49 | コメント(1)


雪景色!!! 大好き!!!
あぁ、美しい越前!

painting 13 1

painting 13 2

サバイバルな冬を生きると、野生の感覚が戻ってくる!
湯たんぽを抱えながら、だんだん寒さになれてきました。




どーでもいいやー、と思うと・・・
とにかく何か描け、と言われると、

painting 14 2

雪景色っぽい感じ。

これ↓はちょっとえぐいけれど、

painting 14 1

私はこれが一番好き。何かは分からない。

painting 14

誰の顔かは知らない。

うんちくを話して作品を説明し、「哲学がないとだめなんだ」と
外国で女性アーチストたちが話していました。適当にあれこれ
描きまくるのはダメだ、と。「ゴッホやピカソみたいにあれだけの
数の作品を作ることが必ずしも正しいとは思わない」と。

考えた私。

哲学がない人間は誰もいないと思う。

生きていれば誰もが「哲学」を抱えて生きていて、
これまで生きてきて出来上がってきている感性こそが絵に
なって表れてきているんだと思うようになり。

売れる売れないとなると別だけど、さて何のために・・・



本日の一枚 | 2014/12/15 17:18 | コメント(0)


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