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青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



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プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


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動物、発見!( 1 )
塾の生徒が帰るころ、「きゃー!」と言うので何かと思えば、
蝉が殻から抜けるところ!!! わー! ついこの前、一度で良いから
見たいのだ!と、別の生徒に話していたところでした。その中学生の男児は
いかにその姿が透明なのかを話してくれ、私は想いが膨らんだ。。。

painting 121 1 1 1

まさかこんな間近で観察できるなんて。。。

painting 12 1 2

気付けば、真夜中になり、。、。。

painting 12 1 11

みるみる羽は伸び、色が変わり。。。

一生かけての成長を、早送りで見ている感じ。儚い命を実感。
蝉が短命であること、そして、毎晩こんなドラマが寝ている間に
起こっていること、いろんなことを考え、想像し、感謝の気持ちに。

夜中の二時ごろ再び行けば、ようやく抜け殻から少し離れた
ところまで移動できたみたい。生き物の命は尊いです。


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これがなくっちゃ
パソコンから一旦離れてしまうと、あっという間に時間が過ぎてしまう。
「メールチェックは一週間に数回なので」と公言してきているため、
メールもあまり届かなくなっており、さらに外国からの対応は
地元のミドリ写真館の畑さんにお任せしてしまっており。

このまま私は世間から離れてくんだろうな~、、、と一番思うのが
紙漉きのアルバイトをしているとき。マスコミの取材も断り始めてから
(といっても地元のテレビや新聞)、実名ないまま言及されるのみ。
そんなんだったら中途半端に取り上げてくれなきゃいいのに、
マスコミはキライ。。でも、一人で成長するには限界あるし、、、

painting 123 3
(この赤色はすごく魅力的。いろんな色が日に日に濃くなっていく。)

そっか、ここらで大きな公募展に出してみようか!
大きいの描くの好きだし! とちょっとエンジンがかかった。
公募展なんて、やめとけやめとけ、とメントールには言われたけれど。

「越前和紙は洗えるよ」

と言われたのを思い出し、私は何をしたかというと、

painting 123

思いっきり揉んで洗ってしまった。。。

発言者の意図は、「木枠に貼ってから、シャワーで洗う」。。。!
私は揉んで揉んで水道で洗う! しかし、途中で(当然のごとく)嫌な予感。
そう、くずれていっている予感。 柔らかくなりすぎている予感。。。

慌てて手を止めまして、広げたのが上の写真。根気が悪いので、
何度も破りそうになりながら、珍しく丁寧にちゃんと広げられた!
さすが強い手漉きの和紙!

引き続き、墨で絵を書き足しまして。

painting 123 1

計ったサイズは、185センチ以上の規格外!

順番があかんわ。後先考えてられんし。

とりあえずボードに貼るか、なんかしないとこのままでは飾れない。
どこに飾るか分からんけど、屏風かなんか形にしたいけれど知識も
経験もなく。芸術仲間で聞ける人もいないし。世間の狭さがものをいう。

描きたいものを描きたいように描く。
それが一番だわな。問題は、世間から離れて行ってる自分を自覚しながら、
この規格にも当てはまらないことをし続けることができるんかなー、と
いうこと。 無意味な労働になりそうな、、、。作ったところで誰のため。

空白の40代になりそう。。 ヒトの一生なんて、40代過ぎれば
50代があり、言うは簡単。でも言うので終わり。画家の年表も
簡単に書いてあるけれど、実際は並大抵のことじゃないんだろうしなー。

まー、あーじゃこーじゃ考えているうちは、そこどまりでしょう。。

規格外をどんどん描いて良いでしょう。。。






早朝の散歩
なるべく五時台に起きて、のんびり散歩したい。
あっちこっちへ横道に逸れながら。。

楽しみにしている成願寺さんの蓮の池。

あ!

painting 1211

とヤゴ二匹の抜け殻に、トンボが一匹!
蓮の葉の色鮮やかなこと。今年こそは描いてみたいなー。

うろうろと歩いてまわる散歩道。

painting 121 1 1

思い付きで秋葉山(あきわさん)へ。
東から朝の光が差し込みます。

あぁ、しあわせ。
ありがたいわ。





吹き流しを玄関先に!
町内の全戸に配布されたらしい、この吹き流しキット。

painting 121 1

私の家にも届きました! 工作はキライではないのですが、
なんだか説明書を読み、説明書通りにするのが苦手。。

painting 121 11

越前の機械漉きの紙。キレイだなぁ、、。こういった場合には
手漉きより機械漉きだよなぁ、、、。
手漉きの生き残る道はどこにあるのかなぁ、、。

と、手漉きが生き残るためには、愛用者を増やさないと!と思い、
英語のサイトに「使いませんか?」を連発してましたが、去年から
考えを変え、いやいや、自分がまずは使えないと。。。と。

painting 121 1 1

道のりは遠いわ。やっとこさ違いを説明できるようになったところ。
偽善者ぶっていたつもりはないけれど、「越前和紙のために!」と
いう考えは、いつしか「自分のために!」という方向へ変わっていった。。

エゴで行けばいいんだわ、エゴで。

、、、と私はキットの指南書をそこそこに読んで、
ちょっと曲がった吹き流しを仕上げたわけであります。





水道も電気もないところへ
昨日は本当に爽やかな一日でした。
風が穏やかに吹き続け、カラッとした陽気。暑くもなく寒くもなく。

日が暮れる前に、以前とは違う日光を感じたくて、また大滝の山へ。
誰も住んでいないけれど、通り沿いに山に上がる小道が数本。
きっと山を管理されている方が上がるのか、それとも山菜採りか。

painting 2112

鈴もラジオも持たずに来たから動物が心配になったりしたけれど、
それと同時に、「ここなら住めるかも!」という考えが浮かびました。

何年か前、スイス人のビビアンを訪ねていた時に散歩に行きました。
牛しかいない、山に囲まれた風景。ときおり、小さな教会があったりして。
とそこへ、バラック小屋が。「画家が一人住んでるのよね」と彼女。

水道も電気もないとかで、彼は一人絵を描いている、とのことでした、。

painting 12122

更に数年後、たまたま再びスイスにいたときに入った小さな展覧会。
そこで彼の絵を見た。彼はあの後病死した、とのことをビビアンから
聞きましたが、その絵がとても素晴らしかった。彼の孤独な人生を
想像して感じるものなのか、芸術は不思議ではありますが、

私は、人の生き方も芸術の一つなんだろうな、と思います。
それを絵が代弁し、絵以上に生き様がアートなのかもなー、、、
と思ったのであります。

それを目指して、というわけでは決してないのだけれど、
どう生きるか、どう生きたいか、と問われれば、私は極力
自然のそばで生活したい。。。 ここで住みたい、、、。

、、、と考えてたら、ふとイノシシの足跡に気付き、それを見ていたら
その足跡が新しいのに気付き、それを辿っていましたら、
一つの小道の上へイノシシらしき動物が走っていったのでした。

心臓がバクバクや。
とても原始人への道は遠そうだわね。




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