fc2ブログ

青木里菜の「わし便り/むら便り」~越前和紙の里

越前和紙の里で活動する若手和紙作家・青木里菜が日々の和紙の里の様子をお届けします。



Calender

04 | 2022 / 05 | 06
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -


プロフィール

青木里菜

Author:青木里菜
1975年生まれ。大阪外大(現・大阪大)中国語科卒。中国で水墨画留学ののち、2000年より、越前和紙の里を拠点に活動する若手和紙作家。越前和紙の良さをもっと知ってもらおうと、国内外に幅広く活動中。
和紙の里英語版のガイドも担当しています。海外と日本を、作品とともに行ったり来たりするのが夢。


最新記事


カテゴリ


最新コメント


月別アーカイブ


リンク

このブログをリンクに追加する


検索フォーム


QRコード

QR


RSSリンクの表示


人間国宝 岩野市兵衛さん
先日、洗濯したジーパンのポケットから
出てきた和紙。。。

CIMG9403 1

あ、市兵衛さんの。。。
この前訪問させて頂いたときに、差し出された
まま拝借してしまっていました。忘れてた。。

さすが、。キレイに広げられたことに感動。

そうそう、あのときは、ソーダ灰で煮る前に
楮のよろしくない部分を取り除く作業をされていた。

CIMG9331 1
(右から長男の順市さん、市兵衛さん。)

市兵衛さんは、岩野家の9代目でらっしゃいます。
越前和紙を語ることは自分の使命である、と
おっしゃり、来られたお客さまにはいつも丁寧に
説明してくださいます。

私が紙を漉き始めた2000年の夏に、人間国宝に
認定されました。お父様である8代目も人間国宝。

生漉き(きずき)奉書を昔ながらの製法で
代々作られており、機械を使って「安く早く」という
世の主流もよそ目に、先代の「決して手を抜くな」
という教えを忠実に守ってらっしゃいます。

CIMG9327 1
(奥では奥様が紙漉きを。)

浮世絵の復刻版などに使用され、木版画の
多色刷りには最適の和紙。強くてとても丈夫。

ところで、「人間国宝」は英語で、

living national treasure

と訳すのが一般的なようですが、
まさに、「生きた、国の、宝」。

外国人の人たちには、「living(生きた)!?」
と毎回驚かれる。日本くらいなのでしょうか?
どうやら珍しいことのようです。。

CIMG5385.jpg
(去年の3月、地震の前。ノルウェーからの訪問客にチリヨリの説明を。)

一、二ヶ月に一度のペースで、市兵衛さんを訪問
させて頂いていますが、お会いするたびに、何か
ステキな渋さを感じてます。

一つの物事を深く生きる人に特有の魅力。

私もシブイ70代を目指してます。
(はよから老後を?、と思われるのは本意ではないけど)
長い長い道のり。。。







岩野さん
みんなで訪問したときも、直々に全行程を
説明・案内していただきました。
一つのことをやり遂げる・・・大事なこと
と判っていながら・・・見事に正反対の、
なんでもやりかけ、全てが半端・・・そん
なままで、振り返ると70を越えてました。
過ぎ去ると早いです! 
でも、若い内は長いですよ・・・夢を一杯
持って駆け抜けて下さい・・・
もっさん | URL | 2012/04/23 18:58 [編集]


Re: 岩野さん
もっさん、毎度有難うございます!

もう70代でらっしゃるんですか?
私の向かうべき憧れの年代です。
いつも生意気にすいません。

色々とまたアドバイスをお願いします。
日々が色濃く深く、、。お祭りにもぜひ!


青木里菜 | URL | 2012/04/26 14:29 [編集]




:: Comment ::

管理者にだけ表示を許可する

 +